前回の記事「エグいくらい極めてゲスで冷酷な山形竜也」の続きです。とはいえ、この記事だけでもお楽しみいただける内容になっています。

エグいくらい極めてゲスで冷酷なシャドウを自分の中に取り入れることができました。しかし、そこからまた新たなシャドウが浮き上がってきてしまったのです。今回はその話をしましょう。

※シャドウとは、自分の中にある受け入れがたい闇の部分のこと

浅はかで、虚勢を張ることでしか前に進めない、弱いおれ

浅はかで、虚勢を張ることでしか前に進めない、弱いおれ

3年前から心理セラピストから集客コンサルへと仕事をシフトし、当初から意図せずとも、女性のお客様が講座にどんどん入ってきてくださった。これで僕も女性に対する課題は解決したんだ、とさえ思っていた。

いやいや、、逆よ。

今回の女性に対して抱えていた罪悪感のことを考えると、「女性の課題を克服しなさい」とメッセージを伝えるべく、たくさんの女性の方々が目の前に現れてくださってたんだと思う。そう思うと、これまで「おれは女性の課題は克服した」と思ってた自分が恥ずかしくてたまらない。僕は本当に浅はかな人間だ。

仲間を「浅はか」だとジャッジ

仲間を「浅はか」だとジャッジ

あらたに浮上してきた、自分へのジャッジ。そして受け入れがたいシャドウ。

おれは浅はかな人間だ

シャドウというのは、闇部分なので自分の中から排除したり拒絶している。実はそれだけじゃなくて、受け入れがたいからこそ、それを人に投影している。

というのも、この【浅はか】を他人にめちゃくちゃ投影してたんだ。つまり「あいつは浅はかだ」とジャッジしてた。

いやー、今からけっこう僕にとって勇気がいることを書くよ。みんな愛してるからこそ書くよ。

6年ほど前から心のことに興味を持ち始め学びを深めてきた。のちに心理セラピストとして開業に至った。それくらい覚悟を持って心のことを深めてきた僕は、自分のことを「人よりもクリーニングクリアリングが進んで解放された人間だ」と思っていた。

ポイントが「人よりも」のところ。特に心の学びを共にした仲間たちに対してマウントをとり続けていた。

「あなたよりも、僕は心のことを探求している」「あなたよりも、僕は真剣に自分と向き合っている」「あなたよりも、僕は開花している」

そう思ってきた。ほんの最近まで。

仲間たちと話したり、SNSの投稿を見たりしながら、こうジャッジしてきたんだ。

「まだそんなところにいるの?(浅はかだなぁ)」
「同じことばっかり言ったりやったりしてんじゃん。何やってんの?(浅はかだなぁ)」
「あらら、愛とか軽々しく言っちゃってるよ。本当はわかっちゃいないのに(浅はかだなぁ)」

こうジャッジしているその時は、ここまで言語化できているわけじゃない。なんとなく、

「ふ〜ん」
「へ〜」

と思いながら、どこかツンとした態度だった。今回【おれは浅はかな人間だ】が浮上してきて、仲間をどうジャッジしていたかを思い出す中で言語化できた。

とにかく恥ずかしい。恥ずかしすぎる。

「おれは女性の課題は克服した」と、なんなら「おれ、すげーだろ!」くらい思っていたことが、本当に浅はかだし、恥ずかしくてたまらない。

みんな、本当にごめんなさい。

表面をサラッとなぞる程度の自己探求しかしていなかったのは僕の方でした。

どうぞふかふかのソファーへ

どうぞふかふかのソファーへ

なぜ、仲間を浅はかだとジャッジしてしていたか。今ならわかってあげられる。

それくらい虚勢を張らなければ、心理セラピストの世界に飛び込んでいけなかったんだ。開業するなんてことできなかったんだ。

心のどこかで「自分はすごいんだ」「他の人と違うくらい自分と向き合ってきたんだ」と言い聞かせて、プロの世界に飛び込んだんだ。

すごく怖かったんだろうね。ちびりそうだったんだろうね。

そう思うと、僕はたしかに浅はかだけど、「がんばってるね」と認めてあげたくなってくる。

虚勢を張って、人を浅はかだとジャッジすることでしか、自分を奮い立たせられなかった超絶弱い自分もいる。

でも、そんな弱い自分がどこか本当の自分のように感じて、その本当の自分に出会えていることに温かさえ感じている。

浅はかで、虚勢を張ることでしか前に進めない、弱いおれ。

そんな側面もある自分を受け入れていこう。

心のなかにある、ふかふかしてて座り心地が良いソファーに、浅はかで弱い僕を招き入れる。

「こんにちは、僕のシャドウくん。よく戻ってきてくれたね。温かい紅茶でもいかが?」

最後に

僕の統合ワークは、心のなかにあるふかふかで座り心地が最高に良いソファーに座ってもらい、シャドウに心地よさをすみずみまで味わってもらう。あなたも僕であり、一側面なんだよと伝えてあげる。

前回の記事で書いたシャドウを「エグいくらい極めてゲスで冷酷な人間」。そして今回「浅はかで、虚勢を張ることでしか前に進めない、弱いおれ」。

10月下旬から始まった変な現象をきっかけに、短期間で大きな2つのシャドウをソファーに招き入れることができた。

だからって何か変わったかっていうと、何も変わってない。でもこうやってエグい自分のいち部分をブログにかけているってことは、ちょっとは変われたのかな。

最後まで読んでくれてありがとう。

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