
Answer
では、答えはどうでしょうか。
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答えは・・・Cの「自分の価値を、他人の評価に預けているから」
答えの解説
人の顔色をうかがってしまったり、些細な一言に心がザワついてしまうとき。
実はその裏にあるのは、“自分の価値”を他人の評価にゆだねてしまっている心のクセです。
本当は、あなたの価値は誰にも奪えないもの。なのに、無意識のうちに「人からどう見られるか」で自分の価値を判断してしまうと、常に不安定になってしまうのです。
これは、幼い頃に「ちゃんとしなさい」「いい子でいなさい」と言われて育ったり、期待に応えることで愛されようと頑張ってきた人ほど、根深く残っていることがあります。
その結果、大人になっても「評価されない=自分には価値がない」と感じてしまい、ちょっとした反応にも深く傷ついてしまうのです。
たとえば、相手がたまたま忙しくて冷たい返事をしただけでも、
「私、何か悪いこと言ったかな?」
「嫌われたかもしれない…」
と、自分を責めてしまったりします。
でも、それは事実ではなく、“過去の記憶が引き起こしている反応”であることがほとんどです。
傷つきやすさと向き合うための2つのヒント
繊細であることは、あなたの美しさです。
でもそれが“他人の目”ばかりに向いてしまうと、苦しさにつながることも。
では、どうすれば「傷つきやすさ」と上手につき合えるのでしょうか?
ここでは、ハートの声に近づくためのヒントを2つご紹介します。
ポイント①:「なんで傷ついたの?」と、自分のハートに問いかけてみる
落ち込んだときやモヤモヤしたときに、
ただ「私はダメだな」と責めてしまうと、ますます自己肯定感が下がってしまいます。
でも、ちょっと立ち止まってこう聞いてみてください。
「私は今、何に傷ついたんだろう?」
たとえば、上司の一言にザワっとしたとしたら、その裏には
「本当は認めてほしかった」
「もっと丁寧に扱ってほしかった」
という“自分の本音の願い”が隠れていることがあります。
傷つきの奥には、ハートからのメッセージがあるんです。
ポイント②:「私は何に価値を感じたいのか?」を明確にしておく
他人の評価に揺さぶられるのは、自分の価値基準があいまいなとき。
逆に、「私はこういう自分でいたい」「これを大切にしたい」と明確になると、
他人の一言に振り回されにくくなります。
たとえば、「私は人に親切でいたい」「私は丁寧に言葉を届けたい」など、自分の“在りたい姿”を決めておくだけでも、心の軸が育っていきます。
外側の声が気になるときこそ、内側に戻ってくるチャンスなのです。
あなたの繊細さは、あなたの強さ
「すぐ傷つく私なんて、ダメだ」
そう感じていたら、それはただの思い込みかもしれません。
その敏感さがあったからこそ、誰かの痛みに気づけたり、
空気を読んで人を傷つけない配慮ができたり、
繊細な言葉で人の心を動かしてきたはずです。
あなたの繊細さは、決して弱さではなく、「大切な才能」です。
だからこそ、その感性を自分のハートにも向けてみてください。
誰かの評価より、あなたの中にあるハートの音色。
そこには、あなたにしか奏でられない「音色」があります。
次回の「Heartistクイズ #4」もどうぞお楽しみに!
山形竜也のセラピーにご興味をお持ちの方へ
今回のクイズ「傷つきやすい人」のように、人の顔色をうかがってしまったり、些細な一言に心がザワついてしまう。“自分の価値”を他人の評価にゆだねてしまっているいる方は、ぜひ一度ご相談ください。