先日Twitterでこんな投稿をした。
もうちょっと詳しく話したくなったので書いてみる。
SNS疲れの原因の一つに「自分じゃない着ぐるみをまとうこと」が挙げられる。
つまり自分とは違うウソの「すごい人」を演じてしまうこと。
自分自身が結局のところ自分が何者なのかがわからなくなる。
そうやって自分を見失ってしまうから、消耗するし疲弊するんだよね。
たとえば、SNSのプロフィールなどを見ると、
- 日給100万円稼いでいます!
- 一週間で1000フォロワー達成!
- たった2時間で副収入50万円稼ぐ男!
など、けっこうひどいことを実績として書いている人が意外といる。
クライアントさんにそんなこと書く人いないけど、「ウソ言っちゃダメだよ!」と念のため言ってる。
ウソなんてすぐ見破られるもんね。
そこで、仕事でSNSを運用する場合、プロフィールに真実のアピールできる実績なんかを書くことになる。
カウンセラーだとしたら、
- 〇〇資格保有者
- 〇〇に師事
- 累計セッション数〇〇回
- 予約待ち〇ヶ月
など
起業したばかりの人は、もちろん実績がない、もしくは少ない。
この実績がないときに無理に「すごい人」を演じてしまって消耗するパターンが多い。
僕がカウンセラーでスタートしたばかりの時ももちろん実績なんてなかった。
なかったどころか、近所にチラシ渡して回って、それでも申し込みなくて路頭に迷ってたよ。
じゃどうするか?
実績がない時は、「ギャップ」を書くんだ。
つまり「Before & After」のこと。
たとえば、
- うつ病だったけど〇〇セラピーを取り入れ寛解(あるいは治癒や完治など)
- HSPで人と話すことが苦痛だった私が、今ではZoomセミナーができるようになった
など
このギャップに人は興味が湧く。
人は皆、変化したい生き物。いつも「変わりたい」って思ってる。
あなたの分野で、変わりたいと思ってる人の前に「私、変わったよ」と現れたら、
「えっ?!どうやって?」ってなるよね。
起業初期の頃は、そうやって「実績」じゃなく「ギャップ」で興味を持ってもらうようにするんだ。
あなたが集客するために、過剰にアピールしたい気持ちはわかるけど、その過剰にアピールした着ぐるみを着てしまうと、その着ぐるみの自分とありのままの自分とのギャップにストレスが必ず生まれる。
SNS疲れならまだしも、人生の迷子ちゃんになってしまう。
あなたが生きるべき道を大きくソレてしまい、台無しにしてしまうことに繋がる。
実績がすごければ優れていて、なければ劣っているわけでは決してない。
ありのままを発信し続けたら、いつの間にか実績はついてくることを信じるんだ。
最初はなかなかお客様が来ないから不安な時もあるだろうけど、一歩踏み出したら、二歩目、三歩目と進んでいこう!
きっと大丈夫だから。
いつもありがとう。