こんにちは、山形竜也です。
では、ステージ2「メイク」にいる人の特徴を書いてみます。
ビジネスには対象の悩み・理想の未来を知らなければ何も始まらないことは理解した。今から商品を作り始めるんだけど、人の役に立たないダサい商品・サービスは作りたくない。けど、私が対象(ターゲット)としている人が理想の未来に行けるための、具体的な商品構築方法があるわけじゃない。さて、どこから何を始めようか?
あなたはすでに、対象(ターゲット)が決まっている。悩みや理想の未来も把握している。ペルソナも設定し、自分が何の専門家なのかを明確にした。同業他社のリサーチもした。じゃ、いよいよ商品・サービスを作り込んでいくステージです。
ステージ1「デザイン」では、対象の(悩んでいる)現状を理解し、その状態からどうなりたいのか(理想の未来)を理解しました。これをニーズといいます。このニーズを設定した上で、コンテンツ設計、いわゆる設計図を作ったんです。この設計図をもとにして、ステージ2「メイク」では商品・サービスを作り込んでいきます。
対象が理想の未来に行くための階段(あるいは乗り物)が、あなたの商品・サービスに値します。
まだ商品がなくこれから新しく作る人はもちろん、商品はあるけど何かダサいししっくりこないから、もう一度作り直したいと思っている方はここからスタートです。
売れる商品には必ず「型」が存在します。逆にいうと「型」に当てはめて作られていない商品は、いつまでたっても売れません。もしそれでも売れるならば、あなたはすでに業界で影響力を持っている人でしょう。それ意外の人は、このまま読み進めてください。
商品は最低でも2つ作る必要があります。1つは「フロント商品」。2つ目は「バックエンド商品」です。フロントエンド商品とは、お試し商品のこと。ここで利益を求めてはいけません。神田昌典氏は「うまくいかないビジネスのほとんどは、フロントエンドに問題がある」と言っています。バックエンド商品とは、対象を本気で理想の未来に連れて行く商品です。単発で済ませるようなものではなく、パッケージ化したものがほとんどです。
あなたが本当にステージ2「メイク」にいるかどうか、下の質問でチェックしてみてください。すべてに「はい」と答えられたら次のステージ3「セット」に移動しましょう。
1.バックエンド商品はありますか?
- 対象が理想の未来に行くためのカリキュラムを作る
- 特典を作る。より早く、より正確に成果を出していただくサポート特典という意味合いです。単なるおまけをつけるわけじゃないんですよ。
- 価格を決める。コースを2作ってください。よりニーズに対応するためです。
- 安心サポートを作る。別名「安心保証」です。返金以外の方法にしましょう。なぜならば、バックエンドの返金保証はクライアントが成果を出さなくなるからです。
- バックエンドの商品をいつでもプレゼンできるようにパワポやkeynoteなどで資料を作る。
2.フロントエンド商品はありますか?
- 無料あるいは3,000円くらいの商品を作る
- フロントエンド商品は2〜3あってよい
- 1対多が得意ならば、セミナーや講座、勉強会を作る
- 1対1が得意ならば、モニターアンケートの個別相談会(個別セッション)を作る
3.フロント商品は、対象が欲しがっているものですか?
- フロント商品は、あなたが提供したいものではなく、対象が欲しがっているものを提供する
- 申し込みなどの反応があるまで改善し続ける
以上の質問に答えて「はい」と答えられるようになりましたか?では次のステージ「セット」に進みましょう。今後、集客したり売り上げをあげていくためのツールやシステムの準備・構築をしていくステージです。