ハートの力とは？あなたの中にある60の力

頑張っているのに、なぜか心が満たされない。
「本当の自分で生きたい」と願いながら、心の声が遠く感じることはありませんか？
それは、あなたのハートが持つ力にまだ気づけていないだけかもしれません。

ハートの音色を奏でよう！どうも、Heartist 心理セラピストの山形竜也です。

この記事では、誰もが生まれながらに持つ「ハートの力」について、やさしく紐解いていきます。あなたの内側にすでにある、本当の力に出会いましょう。

「頭ではわかっているのに、心がついてこない」
「もっと本当の自分で生きたいと思っている」
「心の声を聞きたいけれど、方法がわからない」

このような疑問に答えていきます。

★この記事の内容は・・・

ハートには60もの力が秘められている
ハートの力は８つのグループに分類できる
ハートの力を思い出すことで未来が拓ける

心理セラピストとして、これまでに1,500人以上の方々をサポートしてきた私が、具体例を交えながらハートの力についてわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、あなた自身のハートの力に出会ってください。

ハートの力とは？ハートが秘める60の力

私たちが本当に望んでいる人生を生きるための重要な力である「ハートの力」についてお話ししていきましょう。

ハートが秘める60の力

まずここからは、ハートに宿る60の力を、ひとつひとつ紹介していきます。あなたの中にもきっと響く言葉が見つかるでしょう。

感じる力
愛する力
信じる力
許す力
受け取る力
手放す力
つながる力
本音を奏でる力
喜びを生み出す力
インスピレーションを受け取る力
インスピレーションを形にする力
癒す力
存在そのもので癒す力
無意識の愛を呼び覚ます力
調和をもたらす力
本質を見抜く力
自分を超えてつながる力
美を感じる力
美を表現する力
命を祝福する力
世界をやさしく変える力
人生を芸術作品に変える力
安心を生み出す力
勇気を湧き上がらせる力
希望を灯す力
共感する力
共鳴する力
包みこむ力
赦し、解き放つ力（心の鎖をほどく）
感謝する力
受容と変容をうながす力
逆境から立ち上がる力（レジリエンス）
境界を越える力（ワンネスへの回帰）
バランスをとる力（男性性・女性性、思考・感情）
小さな奇跡に気づく力
シンクロニシティを引き寄せる力
直感を開く力
直感に従って行動する力
エゴを超えてゆだねる力
孤独を抱きしめる力
苦しみを愛に変える力
自然体で行動を促す力
命の流れを信頼する力
世界を新たに見直す力（パラダイムシフトを起こす力）
「今ここ」に深くいる力
時間を超えた普遍性に触れる力
ハートで聴く力（耳ではなく心で聴く）
ハートで語る力（言葉に魂を乗せる）
心の奥の静けさとつながる力
存在を丸ごと肯定する力
本来の自己へと還る力
世界に愛を循環させる力
すべての存在に敬意を払う力
他者の中に自分を見る力（鏡の力）
分離を超えて一体感を感じる力
愛を源泉にして意志を発揮する力
世界に光をもたらす力
自己の内なる子供（インナーチャイルド）を抱きしめる力
目に見えないものを信じる力
恐れを越えて歩み出す力

ハートに宿る力（働き）について、可能な限り多く、しかもできるだけ意味が重ならないように書き連ねてみました。

いかがですか？この 60の力を眺めてみてどんな印象を持つでしょうか？セミナーなどで様々な方に感想をお伺いすると、　

「こんなにたくさんの力がハートにあるなんて、驚いた！」
「普段意識していなかったけど、自分にもこれらの力があると思うと勇気が出る。」
「自分に欠けていると思っていたものも、ハートにはすでにあるんだと感じた。」
「読むだけで心が温かくなるし、希望が湧いてくる。」
「今の自分に特に必要な力がどれか、直感でわかった気がする。」
「ひとつひとつの言葉が、自分の奥に響いてきた。」
「こういう力を育てたいと前から思っていたけど、言語化されるとすごく腑に落ちる。」
「『これも力なんだ』って、自分を責める視点じゃなく見ることができた。」
「ハートの力って、理屈じゃなくて“感じるもの”なんだと改めて思った。」
「人生で大切にしたいことが、この中にすべて詰まっている気がする。」

などなど……みなさんそれぞれ様々な言葉で感想を分かち合ってくださいます。どれもが大切なものであるということは、誰もが感じることだと思います。

しかし、なかには無縁のように感じるこれらのハートの力というものは、誰もがみんな無意識に使っている力なんです。

ハートの力というのは、「本当の自分自身が持っている力」のこと。つまりハートの音色を奏でる、というのは、本当の自分自身が持つ力を発揮できるようになるということなんです。

ハートに宿る８つの力

60ものハートの力を羅列しても、ちょっとわかりづらいので、８つのグループにカテゴライズしてみました。こっちの方がわかりやすいかもですね。

１：私たちの人生の方向性を示す基盤となる力

第1グループの力は、私たちの人生の方向性を示す基盤となる力です。日々の選択や決断の場面で、ハートが本当に望むものを教えてくれます。

たとえば、新しい仕事の機会に直面した時、頭では良いと判断していても、なぜかしっくりこない。そんな時、この力が働いていることがあります。また、漠然としたイメージだった未来の夢が、具体的なヴィジョンとして明確になっていくのも、この力の働きです。

２：自己表現とコミュニケーションを支える力

第2グループの力は、自己表現とコミュニケーションを支える力です。

言葉にならない思いを適切に表現したり、相手の言葉の奥にある本当の気持ちを感じ取ったりする時に発揮されます。また、自分や他者をありのまま受け入れる力も、このグループに含まれています。

３：他者との関係性を育む基礎

第3グループの力は、他者との関係性を育む基礎となります。

単なる表面的な思いやりではなく、深い慈悲の心から生まれる思いやりの力です。また、周りの人々の成長を支え、自分の持つものを惜しみなく分かち合う力も含まれています。

４：生命力と喜びに関わる力

第4グループは、生命力と喜びに関わる力です。

他者の幸せを心から祝福できる力、世界の美しさに感動する力、そして純粋な喜びを感じる力が含まれています。これらの力は、日常生活に深い満足感をもたらします。

５：深い気づきをもたらす力

第5グループは、深い気づきをもたらす力です。

日々の生活の中で、思いがけない贈り物として訪れる愛や祝福を感じ取る力、そこから湧き上がる深い感謝の念を感じる力、そしてあらゆる存在に対する敬意と謙虚さを持つ力が含まれています。

６：私たちの可能性を広げる力

第6グループは、私たちの可能性を広げる力です。

「これ以上は無理」と感じる限界を超えて成長しようとする力、既存の制限から自由になる力、そして可能性を信じる力が含まれています。多くの女性が経験する育児と仕事の両立など、困難に思える課題を乗り越える際にも、この力が支えとなります。

７：より大きな存在とのつながりを感じる力

第7グループは、より大きな存在とのつながりを感じる力です。

忙しい毎日の中で見失いがちな「今、ここ」という瞬間を深く生きる力、他者や自然との一体感を感じる力、そして宇宙や大いなる存在とのつながりを感じる力が含まれています。

８：自分自身の本質を感じる力

第8グループは、自分自身の本質を感じる力です。

社会的な役割や周囲の期待に囚われることなく、本当の自分自身を感じ取る力です。

この８つは、それぞれ違うようでいて、実はすべてハートというひとつの源から流れ出しているんです。

特に重要な第１グループの力：導きの力と創造力

８つの力の中でも、特に重要なのが第1グループに含まれる2つの力です。

1つ目は「ハートが求めているものを知らせ、ハートの願いが実現するよう呼びかけ、導く力」です。この力は、私たちの人生における羅針盤のような役割を果たします。日々の選択において、頭では正しいと思えても、どこか違和感を感じることがあります。その違和感こそが、この力からのメッセージなのです。この力を活用することで、本当に自分らしい選択ができるようになります。

2つ目は「ハートが望む未来のイメージやヴィジョンを生み出し、現実を創り出す創造力」です。この力は、私たちの願いを具体的な形にしていく力です。漠然とした思いを明確なヴィジョンへと変換し、それを現実へと具現化していく力なのです。

ハートの力のバランスと日常生活での活用

これらの力は、どれも等しく大切です。ある力だけが突出して強く、他の力が弱いという状態では、本当の意味での充実した人生を生きることは難しくなります。

たとえば、仕事に追われる毎日の中で「思いやりの力」は発揮できていても「喜びを感じる力」が眠っているかもしれません。または、「コミュニケーション力」は十分でも「敬意と謙虚さ」が不足しているかもしれません。

これらの力は、私たちが本当に望む人生を生きるために欠かすことのできない大切なものです。それぞれの力をバランスよく育てていくことで、より深い幸福感と満足感を得ることができます。

まずは、自分がどの力を日常的に使っていて、どの力があまり活用できていないのかを観察してみましょう。そして、使えていない力があれば、意識的にその力を目覚めさせ、活用していくよう心がけてみてください。

私は特に、基本となる「導きの力」と「創造力」に焦点を当てて、より詳しく伝え活動しています。この2つの力を使いこなすことで、ハートから生まれる思いや願いのヴィジョンを通じて、あなたが本当に望んでいる未来を創り出すことができるようになるからです。

なお、ハートの力はそれぞれ虹のようなものです。光が「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」と様々な色にグラデーションのように分かれて見えるように、ハートの力も、根源的な「愛の力」が様々な形であらわれたもののように感じます。ですから、どの力も決して別々のものではなく、相互に関連し合い、支え合っていると言えるのではないでしょうか。