山形竜也
MVPコンセプティング継続コンサル。
７月に４名のモニターを募集し、順調に進んでいる。
MVPとは、ミッション・ビジョン・パッションのこと。
ミッション（使命）は、あなたの仕事のスタートラインともいえる。自分の命を使ってでもやりたいこと。魂からの源泉。
ビジョン（世界観）は、ミッションを通して、あなたはどんは世界を描きたいと思っているか。
パッション（理念）は、初心を思い出させてくれるもの。ビジョンまでの道のりは、長く険しいかもしれない。いろんな誘惑や迷いもあるだろう。ビジョンを実現させるために、どんなあり方でいたいか、どんな仕事をしたいかを明確にする。
ビジネスを継続して頑張れない人たちが、どうすれば意欲的に前進していけるんだろうか。そんな思いから、この企画を発案したのがきっかけ。
この継続コンサルの序盤は、ひたすらモニターさんの人生をヒアリングしていく。
これまでの人生にミッションが必ず隠されているからだ。
実はここでどれだけ自己開示して、お話していただけるかで、腑に落ちるMVPが完成するかが決まる。
クライアントさんの本気度が必要で、さらに、クライアントさんの中にある隠されたキーポイントを引き出せるかプロとしての実力が試される。
４名のモニターさんはみなさん本気度が高い。
ときには過去の出来事を思い出し、涙されることもある。
膨大な人生の出来事を、ボクがマインドマップでまとめながら俯瞰できる状態にしていく。
そこから、ある質問を重ねていき、MVPを簡潔な文章にしていく。
最終的には、こんなMVPになる。雛形を紹介すると、
私のミッションは、〜〜〜〜〜〜（ミッション）です。
このミッションを通して、〜〜〜〜〜〜（ビジョン）な世界にしていきます。
そのために私は日々、〜〜〜〜〜、（パッション）していきます。
一旦、この形に落とし込んで、何度も音読していただくんだ。
音読する理由は、声、つまり身体から音を発していただくことで、MVPを読み上げる感覚を何度もチューニングしてもらうため。
細かい言い回しや単語に直したり、一文ごとごっそり書き直したり、何度も調整して、何度も音読してもらう。
嘘偽りのない、純粋な魂からのMVPが完成すると、音読するご本人は鳥肌が立つことがある。
それが伝わり、ボクも理由もなく目頭が熱くなったり、涙が溢れ出すことがあるんだ。
不思議だね。
今日もお一人のコンサルを実施し、鳥肌が立つほどのMVPが完成した。
今日のモニターさんは、とても頭がすっきりクリアになられたみたいだった。
こんな感想をいただいた。
「いろんな思考の整理術を体験したり発信する人たちを見てきましたが、これまでの中で一番思考の整理ができてびっくりしています。」
それから、
「これまでの人生を文章に落とし込むなんて、とても一人ではできません。キーワード一つ一つを竜也さんが拾ってくださり、文章にして何通りも候補を書いてくださるからこそ、最終的に腑に落ちたMVPを完成させることができました！」
MVPを明確にしていくには、
①これまでの人生を振り返り
②感情が大きく動いた時のストーリーをピックアップし
③MVPに言語化し何度も音読してチューニングする
この３ステップで完成していく。
MVPが明確になれば、まさに『水を得た魚』状態。
目の前の問題ばかりに囚われて全くやりたい事が実現しない毎日が、信じられないくらいパワフルになって物事が展開し始めていく。
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