こんにちは、山形竜也です。
カウンセラーやセラピストなど、心・体・魂を扱う方々のビジネスをサポートしています。

巷にある「集客だ!」「売上げだ!」のスパルタ系ビジネスのやり方が肌に合わない女性ひとり起業家の方のための、自分ビジネス基礎ガイドを作り提供しています。

この記事は【ハートチューニング】シリーズとしてお送りしています。

初めてこちらのページにたどり着いた方は、まずは最初の記事をご覧になってこちらの記事を読まれると、より一層理解いただける内容になっています。

▼最初の記事はこちら

>> 【第1回】ひとり起業家の基礎ガイド「ハートチューニング」とは

さて、前回の記事では、

【ハートチューニング実践6ステップ】気分よく行動していく方法

についてご紹介しました。

今回は、気分を良くするだけで、なぜうまくいってしまうのか

について詳しく解説していきます。

脳は『リアルな体験』と『イメージ』を区別てきない

さて、理想の結果(理想の未来)をイメージして、その結果の気分を味わうだけで、なぜうまくいくのでしょうか?

そんな疑問に対してお答えしていきます。

多くの人が、””何か””をしなければ、欲しいものは手に入らないと思い込んでいます。

〇〇を実現させないと、幸せになれない

つまり、

【条件】〇〇を実現させないと、【結果】幸せになれない

という公式で成り立っていると思い込んでいます。

この公式だと、【結果】が得られるまで、幸せにはなれないのです。

たとえば、

【条件】SNSで発信し続けることで、【結果】収益が安定する

このように思い込んでいた場合、収益が安定する安堵感が得られていない不安な状態で、SNSを発信し続けることになります。

もうお分かりの通り、この状態は、無意識に『不安な状態』に意識をフォーカスしています。ということは、『不安な状態』が具現化し続けます。気分が具現化し続けられるからです。

苦行ですね。だからほとんどの人がSNSの発信を続けられないのです。なんとか意志の力(努力など)を使って、乗り越えようと必死なのです。

目標に向かって直線的に進める男性にとっては、頑張れるかもしれません。しかし、曲線的で螺旋的な女性にとっては、辛く苦しいものでしょう。

そこで紹介したいのが、フリースローの実験です。

フリースローの実験

オーストラリアの心理学者である、アラン・リチャードソンが実施したフリースローの実験があります。

結論から言うと、実際に体を動かして練習しなくても、イメージだけで実際に練習した時と同じ効果があることを証明した実験です。

実験の内容は以下の通りです。

6名で1グループを3つ作って、20日間バスケットボールのフリースローの練習をさせました。

Aグループには、20日間実際にフリースローの練習をさせた
Bグループには、1日目と20日目だけ実際にフリースローの練習をさせた
Cグループには、1日目と20日目だけ実際にフリースローの練習をさせ、あとはイメージだけで練習

結果は・・・

Aグループは、成功率が24%上がった。
Bグループは、変化なし。
Cグループは、成功率が23%上がった。

毎日練習したAグループと、ほぼイメージ練習しかしなかったCグループの成功率がほぼ同じという驚きの結果になりました。

このことから、

脳は【リアルな体験】と【イメージ】を区別できないことが導き出されました。

つまり、こういうことです。

【条件】〇〇を実現させないと、【結果】幸せになれない
↓↓(ではなく)
【結果】幸せだとイメージすることで、【現実化】〇〇が実現する

これまでの成功法則や願望実現のメソッドでは、『思考が現実化する』と言われてきましたが、本当は、『”気分”が現実化する』のです。

勝手に「これがなければ」といった条件を付けて、今すぐにでも感じることができる気分を自分自身で封印していたのです。

これが、あなたがどれだけ望みがあったとしても、それが現実にならなかった落とし穴なのです。

あなたは、『今ここ』から、豊かで安心して幸せな自分になれます。

あなたの幸せな理想の未来をイメージし、その気分を今ここで味わいます。

それを脳は【リアルな体験】だと勝手に認識してくれます。

気分は、あなたが発している周波数のようなものです。聴きたいラジオ局があれば、チャンネルを合わせることで受信します。

ポジティブな気分でいれば、ポジティブな出来事を受信します。逆にネガティブな気分できれば、ネガティブな出来事を受信します。

次回は、「目に見えないけど確かに存在する波動や周波数について」をお送りします。

どうぞお楽しみに!